2009'11.24 (Tue) 21:00

奥山に もみじ踏み分け 鳴く鹿の
声聞く時ぞ 秋は悲しき
猿丸太夫
人の入り込まない山奥で、散ったモミジの葉を踏みしだきながら鳴く鹿の声。
その声を聞くと、「秋は悲しい季節だなぁ」と思います。
最初は百人一首で行きます^^
百人一首の中では猿丸太夫の歌となっていますが、
古今集では作者未詳になっていますね。
奥山とは里山と対になる言葉。
人の出入り(薪拾いなど)のあった里山に対し、
出入りの殆どない山を指しています。
現在では、薪拾いや下草刈りをする事も減ったので、いきなり奥山かも知れませんね。
里山と言うクッションがあったから、人と野生動物との棲み分けが出来ていたのかも知れませんが・・・
今回はどうでもエエか(≧m≦)
この歌。
ホンマに猿丸太夫か否かはとにかく。。。
実際、山の奥の方に一人で入っていた人なんとちゃうかな?
理由は分からんけどね。
もしかしたら、仏教の修行の為やったんかも知れんし、
何か、人の多い場所にはいたくなかった理由があるんかも知れん。
鹿が、相手を探す声に何を想ったんやろうね。

兵庫県のお寺さん。
(何カ所か廻ったから、どのお寺さんか忘れました
)

お日様の当たっている時のモミジってやっぱりキレイやなぁ^^
透き通った美しい赤だと思いますわ^^
とか言いつつ、
もう一枚は日の当たっていない状態っす(苦笑)




こんな紅葉もあるのは知っていたけど、実際に写真に撮るのは初めてかも知れません。
色付きが少しハデでバラついた印象もあったので、昔はこう言う紅葉の仕方ってあまり好きじゃ無かった気がしますが。
何故でしょう?^^
今は、この色もステキに思えます。
いろんな色の変化が楽しめるようになってきたんでしょうかね。
この種類のモミジの場合は、
嵐吹く 三室の山の 紅葉葉は
龍田の川の 錦なりけり
能因法師
の方が合いそうやなぁ。

赤と緑の競演♪
もう少し葉っぱの数が少ない方がキレイに見えるんかな?(苦笑)

イチョウとモミジの競演♪
イチョウの方が高く育ちますモンね。
こう言うタイミングで写真を撮る機会がなかなか無かったので嬉しかったっす^^



イチョウの絨毯^^
イチョウは恐竜のいた頃から存在していたそうですね。
ギンナンや葉っぱの化石もあるそうです。
恐竜も
「クサッ!?ギンナン踏んだ!!」
とか言っていたんでしょうか(≧m≦)
恐竜の嗅覚がどの程度やったかなんて分からんけど、想像したらオモシロそうっすね^^
「ちょっとぉ…コッチに来ないでよっ!」
「えぇっ(泣)そんな事言わんといてぇよぉ(つД`)」
恐竜たちの間で、こんな会話がされていたとか^^
この木は大木でしたわ。
これだけの葉っぱを落としてもなお、結構な数の葉っぱを残しています。
山に近いお寺さんになる程、苔を見る機会が多い気がしますね。



とてもキレイな苔達。
本当は苔の上に乗った葉っぱを少し整理した方が写真的には美しいのかも知れませんが^^
自分の写真の為に、元の状態を変化させたく無いんよね(苦笑)
個人的な趣味ですけど…^^;
奥山の 岩に苔生(む)し 畏(かしこ)けど
思ふ心を いかにかもせむ
作者未詳(巻7-1334)
奥山の岩に生えている苔は貴いのです。
同様にあの方も貴いのですが、私のあの方を想う気持ちはどうにもなりません。
って相手はコケかい(笑)
「コケにする」って言葉があるぞ。
虚仮やけども(苦笑)
と言う小ボケはとにかく。
百人一首と『奥山繋がり』で絡めてみました^^
身分違いの恋をしていたのでしょうかね。
もしかしたら、歴史の長い家柄の人に恋をしていたのでしょうか。
それとも高貴な人?
本来、現代語に直訳したら、
『奥山の岩に生える苔は尊いが、
思う心はどうにもならない』
って意味になってまうんやね。
今、こんな手紙を貰ったら。
「???…はぁ・・・(困惑)」
ってなってしまいそう(苦笑)
苔の貴さと自分の身分とをかけている事。
こう言う事に気付く感性が、当時の人達には必要だったんでしょうね。
…たまに面倒に思いそうな気もするんやけど^^;
直接的に、間接的に伝える想い。
時には、何も言わない事で伝えたい想いもあるかも知れませんね。
俺はアホやから、伝えたい想いがありすぎると何も言えなくなる時がありますわ^^
それを纏めきれないから、結局何も言わなかったり。。。
…何も考えてない時もあるけど (爆



